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バス運転手

大型バス

バス運転手の仕事内容

バス運転手の仕事内容ですが、「乗合バス、貸切バス」のどちらかを運転することにより、お客様を遠くに運ぶというのが仕事です。
乗合バスというのは、乗り合い用の場所が定められているバスのことです。
市街などを走っているバスは乗合バスに該当するのですが、こちらは貸切バスとは違い、お客様を1人乗せるごとに「バス料金」をもらわなければなりません。
バス料金は、乗り口、降り口となる場所で大きく違ってくるため、頭の中でお客様がいつバスに乗ったのかを正確に理解できないと、正確な料金計算を行えないことがあります。

ただ最近では、自動的に電子マネーから料金が支払われる・・・というサービスも存在するので、最新の乗合バスであれば、このような仕事をこなさなくても良いようになりました。
また、乗合バスは多くの人とコミュニケーションを取らないといけないため、キャリアを積んでいる年齢の高い人の方のほうが、バス運転手の求人においても採用されやすいという特徴があります。

次に貸切バスですが、「バスツアー会社の社員」として勤務する場合に、貸切バスのバス運転手になれます。
貸切バスなので、最初にバス料金については支払い済みとなるので、乗合バスと比較すると快適な運転が保証されやすいという長所があります。
ただ、乗合バスとは違い「勤務時間が安定しない」ので注意してください。
バスツアーによっては長距離運転、もしくは山道をバスで走ることもありますので、バスの運転技術だけでなく、長距離運転の経験が少ない人では、バス運転手の求人に応募できないこともあります。

そのため、バス運転手として転職、就職したい人は、「研修制度が充実している」のかもチェックし、本当に応募しても問題なさそうか確認してみることをおすすめします。

バス運転手の現状

バス運転手というと、昔であれば「高い給料」が魅力的でした。
というのも、昔はバス運転手の技能、免許を取得している人が少なかったからです。
ですが、近年ではバスツアー会社が増えすぎたため、「バスツアーの料金が何度も見直し」されてしまい、今では安い料金でバスツアーに参加できるケースが増えています。
利用者にとっては嬉しいことなのですが、そのような背景もあるため、バス運転手の収入は大きく増加しないという特徴もあります。

現状では、20代で300万円前後、40代で500万円前後となっており、年齢が高くなればなるほど年収が大きくなるという状況です。
ただし、まったく技能がない人の場合は、「研修生」として勤務しなければならないため、バス運転手として勤務しても200万円~300万円しか、年収が変動しないバスツアー会社なども存在します。