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動物看護師

うま

動物看護師の仕事内容

動物看護師の仕事内容ですが、主に「動物の診療、治療、獣医師のサポート」の3つを併せて行うことが多いです。

他にも、動物看護師は「動物の診療前にアドバイスを行う、診療前に受付対応を行う」というふうに、獣医師に近い仕事もこなしながら、受付対応といった事務の仕事もこなさなければなりません。

それと、獣医師に付き添うような形で、「ペットではなく家畜」を診療、治療するケースも今では増えています。
昔であれば、牧場などで飼われていた家畜というのは、牧場専門の獣医師などが診療、治療を行っていました。
ですが、年々でそのような形で勤務してくれる獣医師が減っているため、今ではお店を構えている獣医師を頼って、獣医師、動物看護師による診療、治療を求めるケースが増えているのです。

お店を構えていない獣医師についてですが、牧場の場合は、「牧場の近くに建っている労働者用の家屋などに常駐している」人が、お店を構えていない獣医師に該当します。
今では、獣医師としてクリニックを構えている人が増えているため、常駐で獣医師として勤務する人の数が減っているというわけです。

また、動物看護師は「手術、治療器具の管理」も対応しなければなりません。
つまり、動物看護師は治療の受付対応だけでなく、実際の治療をサポートする仕事も対応できなくてはならないのです。
そのような背景が存在するので、どれほどの勤続年数を有しているかにより、動物看護師としてのキャリアの評価が変わってきます。

勤務内容が収入に反映されやすい

獣医師、動物看護師の収入はほぼ同じ・・・と思われていることが多いのですが、実際はまったく違った収入形態となっています。
動物看護師は、「国家資格が不要」となっているので、実はそれほど収入が多いわけではありません。
そのため、「平均年収では300万円~350万円」と、獣医師より100万円以上少ないケースが目立ちます。
ただし、クリニックで勤務する場合は、他の動物看護師と同じような収入となりやすいのですが、大きな病院で勤務される場合は、大幅な年収増となるケースが多いのです。

大きな病院では、常駐している獣医師が多いため、サポートできる人員も多くなくてはいけません。
そのため、近年ではどこの病院でも動物看護師の人材不足に悩まされているのです。
大きな病院であれば、「研修制度も充実している」ので、動物看護師としての勤務に慣れていない人でも、研修生として勤務できる・・・だけでなく、研修生としての勤務を終えた後は、仕事内容により収入増となりやすい利点まで存在します。