1. >
  2. >
  3. 日本語教師

日本語教師

日本

日本で暮らす外国人の方がこれから増えていきます。移民政策へ舵を切った日本では、多くの外国人人材から「日本語を学びたい」というニーズが高まっています。ここでは、高まる日本語ニーズに関して、日本語教師の仕事の内容、魅力、日本語教師になるための条件などを紹介します。

日本語教師の仕事内容

外国人人材に対して日本語を教える仕事になります。ただ単に日本語を教えるだけではありません。授業をするにあたり、生徒の日本語レベルからどんなことに日本語を生かしたいのか情報収集をします。ある程度情報収取ができたら、それを基に教育計画を立てます。これを専門用語でコースデザインと言います。コースデザインが決まったら、事前準備をします。

授業の種類は2つあります。生徒複数人に対して教える集団指導、マンツーマンの個別指導です。集団指導とマンツーマンでは雰囲気も違います。集団指導では多いと10人以上の生徒と同時に接しなければいけません。生徒たちに楽しんで授業を受けてもらうために、教室内の雰囲気づくりもします。

また、日本語教師は授業以外の仕事もあります。例えば宿題のチェックやテストの採点です。さらに常勤で働いている日本語教師の場合は、学校運営のための業務を任されることもあります。

魅力

日本語教師の魅力は、日本語を母国語としない人に、わからない状態から、わかる瞬間に立ち会えること。また、日本語をさまざまな国の生徒に教えていると視野が広まります。特に日本とはまるで違う、宗教、政治、軍事、経済、歴史を学べます。

日本語教師になるための条件

日本語教師にという職業に就くためには、国家資格といった免許は必要ありません。なぜ必要ないかというと、小学校などの公的な教育機関で教えるケース以外、教員免許を必要としないからです。

資格取得が有利

日本語教師になるためには、下記の資格などがあると就職に有利になります。

  • 日本語教育能力検定試験合格
  • 文化庁に届け出されている学校で420時間以上の日本語講習を受けて修了している。
  • 大学または大学院に進学し、日本語教育課程を修了している。
  • 通信講座において420時間相当の通信講座WEB講義講座を修了している。

独学

独学でも資格は取得できます。しかし、わからないことは自力で解決しなければなりません。

日本語教師養成講座

日本語教師になる近道として、日本語教師養成講座の受講があります。日本語教師に求められるレベルは非常に高度です。確実に合格を目指すのであれば、日本語教師養成講座を受けると最短で日本語教師になれるでしょう。