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大学・短大・専門学校の選び方

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目的によって進学する学校は様々

将来就きたい仕事や取りたい資格など、目的によって選ぶ学校は変わります。

「自分はどの学校に進学した方が良いのか」と迷っている方もいるのではないでしょうか。今回は、大学・短大・専門学校の違いを解説しますので、学校選びの参考としてもらえると幸いです。

大学・短大・専門学校の違い

大学・短大・専門学校は、それぞれ異なる特徴があります。

それらの特徴を踏まえて、自分が将来どうしたいかを考えて選ぶと良いでしょう。

大学

一般的には四年制、医学部や薬学部など一部の学部は六年制。専攻する分野の授業の他に、教養や一般的な知識についても学べます。

時間割を自由に組めるので、サークル活動やアルバイトと両立できます。自由な時間が多い反面、自己管理がしっかりできていないと授業をおろそかにして単位を落としてしまうこともあるため注意が必要です。大学を卒業した後は、就職または専攻する分野をさらに追究するために大学院に進学するという方もいます。

短大

二年間在籍して、専攻する分野について学ぶ学校です。

大学と違って卒業まで二年しかない分、タイトなスケジュールで学ぶことになります。二年で卒業して社会に出るので、早く仕事に就きたいという方に向いていますが、四年制大学を卒業していないと受け入れないという企業もあるため、希望する仕事によっては選ぶのが厳しいことも。

専門学校

短大と同様に、専門学校は二年間在籍のところが多いです。

専門的な知識を学べ、国家資格を取得するための試験対策等も充実しているので、資格取得を考えている方におすすめです。講師は、実際に現場で働くプロということも多く、テキストからでは学べない実務的な情報を学ぶ機会も得られます。専門学校を卒業後、大学に編入できるという制度を持つ学校もあります。それを利用すると専門学校で資格を取得してなおかつ、大学で学べるので就活における強みになります。

どの学校を選んでも忘れてはいけないのが学費のこと

専門学校は年間数十万から百万前後、大学は、公立・私立で金額が異なりますが、在籍期間で合計すると数百万の学費がかかります。

まとまったお金を捻出するのが難しければ、奨学金を利用するという方法もあります。公的な奨学金だけでなく、学校独自で奨学金の制度を用意しているところもあるので、確認してみるとよいでしょう。ちなみに、海外の学校へ留学する場合においても、民間の奨学金団体などを利用することで、留学にかかる支出を抑えることができます。
アメリカ大学へ進学する際の奨学金と留学費用について-NCN米国大学機構

とはいえ、どの奨学金を利用する場合においても、学費や在学中の生活費がすべてゼロになることは無いでしょう。その点を踏まえたうえで利用するようにしてください。

オープンキャンパスに行ってみる

ある程度志望校が定まったら、学校のオープンキャンパスを利用して見学をしてみましょう。パンフレットやWEBサイトでは分からない情報に触れられます。

全国にはたくさんの学校があるので、どこのオープンキャンパスに行けばいいのかわからない場合にも、検索サイトを使って調べてみるといいでしょう。
大学・短大・専門学校のオープンキャンパス・体験入学を探そう

日程はもちろん、自分が気になる分野や大学などからも探すことができるので活用するのがおすすめです。また、学校によっては、学校説明会というような固い感じではなく、イベントを開催し学校の魅力を感じてほしいという催し物を出すところもあります。

それぞれの学校にはメリット・デメリットがあるので、自分の将来のキャリアに合わせた学校選びをするようにしましょう。